吊り物概略図


上図の茶色い部分は舞台で、上のグレーの部分は「すのこ」と言います。
右側の黒い物は鎮枠です。
ブルーの引き綱を引くと、鎮枠に連結された吊り物ワイヤー(赤い線)がともに動き、バトンが上下します。

一方、電動の吊り物は、吊り物ワイヤーを直接モーターで動かすため、引き綱はありません。(下図参照)
すのこ上の「M」がモーターです。エレベーターと同じ構造ですね。
モーターは120kg程度のアンバランスは問題ないので、あまり鎮の積み替えはしません。
ただし、作動中(特にカウンターウエイト方式の場合)は、ブレーキが解放されているので完全に安全とは言えません。
作動中は、吊り物の下へは行かない(通過しない)ようにしましょう。


下の図は「電動巻き上げ式(動滑車付き)」の図です。
Mのモーターボックスには変速機が内蔵されており、ウインチドラムを回し、ワイヤーを巻き上げます。
反響板などの重量物は、カウンターウエイト方式の場合かなりの量の鎮を積まなければならず、スペース的に困難なケースがあります。
そんな時にこの方式を用いれば、動滑車などを組み合わせることにより解決できます。
反面、難点は速度が遅いことです。
またこの他に、長いシャフトの吊り点ごとにワイヤーを巻き付け、シャフトを回転させることにより巻き上げる方式もあります。

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