ピーナッツ工房さんのNewArmyキットを入手しました。
その完成までの苦労(?)をご紹介します。
これからキットを組み立てる方にはきっと(?)ご参考になると思います。
写真が多いので、重くてごめんなさい。
キットが届きました。
オプションのパウダーフラスコもあります。
さてどこから手をつけたら良いものか・・・
キットはほぼ鋳造したままですので、まずはバリ取りや表面の仕上げから取りかかりました。
まずは棒ヤスリで表面をならします。トリガーガードも仮止めしてツラ位置をあわせます。あまり力を入れず、撫でるように根気よく作業します。さもないとヤスリの削り跡がついて、後の作業がやりづらくなります。
次に紙ヤスリで(240〜400番くらい)で棒ヤスリでできたキズをなくします。この時なるべくエッジを丸めないように気をつけないと、ボブ・チャウスペシャルになっちゃいます。
最後にスチールウールで磨けばこの通り!最終的にはコットンバフに磨き剤をつけて磨くと鏡面になりますが、私の好みとしてはヘアライン風の方がいいなぁ・・・
小さいくぼみなどは、このような「軸付き砥石」が便利です。リューターに取り付けて使います。
こんなところもこんなツールで・・・このツールは、シリンダーストップのくぼみをつけるのにも使いました。
仕上げ前。
仕上げ後。どこまで磨くかが重要です。ちょっと深いキズを無くそうとして、磨きすぎてオリジナルのラインを損なってしまっては元も子もありません。バレルなどはせっかくのオクタゴンバレルが台無しになってしまいます。(でも、ハンマー磨きすぎて薄くなっちゃった・・・(^^;))
ここまで来て気がついた。「ハンマーとトリガーの調整の写真を撮っていなかった・・・」
そんな余裕がなかったもんで・・・でも何とかうまくいきましたよ。トリガースプリングは加工後焼きを入れました。なんとかバネになってくれたようです。
トリガースプリングを取り付けたらトリガーガードが浮いてしまったので、トリガーガード裏側にザグリを入れました。邪道かなぁ・・・
マズルは偏心していたため、丸棒ヤスリで少しずつ削って修正しました。
ここで大事件!フロントサイトが見あたらない・・・結局1日探して何とか見つかりました。
作業するときは周りを整理してから行いましょう。(^^;)
修正後。
シリンダー側面のアバタ。今回、これに一番悩まされました。最初は磨けば簡単にきれいになると思ってたんですが、磨けば磨くほどアバタが深くそして範囲が広がっていく・・・
一時はあきらめてピーナッツ工房さんに泣きつこうかとと思いましたが、磨きに磨いてようやく目立たなくなりました。ちょっとシリンダーがまん丸じゃなくなっちゃったけど・・・
こんな加工もしてみました。リューターで削りました。
さてさて最後の難関、グリップの製作です。グリップ材をストラップに当てて大まかにケガキます。
まず、この部分をしっかりきめます。きまったらグリップ止めのピン穴をあけます。この時点でグリップスクリューの穴もあけてしまうといいと思います。
グリップの製作にはいろいろなやり方があるんでしょうが、私はリューターにシリコンバフを取り付けて削り出しました。かなり暴力的に削れてしまうので、注意が必要です。
グリップの完成!グリップスクリューを取り付けて完成です。
できあがり!ヘアーラインがどうのこうの言ってたわりには、結局バフで磨いちゃいました。
ちょっとグリップがデブかしらん・・・
結構きれいでしょ?
ハ、ハンマーが・・・見なかったことに・・・
あれ?2挺もつくったっけ?
今回使った道具たちです。棒ヤスリ数種、紙ヤスリ、ピンバイス、精密ドライバー、リューターなど。リューターはこのキットのために新たに購入しました。(ワイフには内緒・・・)ちょっと高価ですが、それだけの効果はあります。フレキシブルシャフトを取り付けると取り回しが楽です。
渋い・・・かな?

今回このキットを製作するのにかかった日数は、およそ一週間。ピーナッツ工房さんでは、フルアクションモデルを、一から一度に数丁ずつ作っていられます。私などキット1丁でこんな大騒ぎをしているので恐れ入ってしまいます。